顎関節症ケアについて

顎関節症の初期

顎関節の骨の異常で痛みが出るのではなく、
口を開けたり閉めたりする時に使う『筋肉』の痛みから始まります。
放置して悪化の方向に進んでしまうと
場合によっては顎関節の骨がこすれて変形し始めるところまでいってしまうこともあり、
そうなると治療はとても困難になります。

そうでなくても 顎関節症の症状は辛いもの。
早めにケアを始めてあげることが大切です。

 

慢性的な肩こりや腰痛・膝の痛みなどがある場合
顎関節に自覚症状が無くても顎関節と密接な関わりがあることが多いので、
顎関節ケアをすることで全身の症状が和らいだり、
場合によっては消えてしまうこともあります。

 

顎関節症の原因
ストレス
かみ合わせ(歯並び)
良くない噛み癖(はぎしりやくいしばり)
身体的なクセ(頬杖やカバンの片がけなど)や姿勢
楽器の演奏

など、さまざま

ストレスから顎関節症を発症することは多いですが
逆に顎関節症を発症すると必ずストレスをともないます。

顎関節症がメンタルにダメージを与えることは専門の教科書にも記されおり、
顎関節や噛み合わせの不調で強いストレスを感じてノイローゼ状態になってしまったりすることは何ら不思議なことではありません。

長年気づかずにいる癖や、仕事内容などが関係したり
メンタルからも大きく影響することから、
顎関節症は口腔内のことにとどまらず
全身、生活、仕事、性格などに加えて、
過去の経過から未来まで予測する“時間軸”も考慮した上で総合的に
診る必要があります。

 

★しかし現在の保険診療での歯科・口腔外科での標準的な顎関節症治療

かみ合わせの調整
マウスピースの作製と調整
簡単なマッサージ方法の指導(場合によっては好ましくない方法もあり)

などの対処療法であって、
根本的なところにアプローチしたり 全身やメンタルまでを
時間をかけて総合的に診るのは現在の保険診療では困難です。

 

たいていは大きな病院の口腔外科に顎関節症の患者さんを紹介するのですが、
私が診療室でやっていた顎関節ケアとメンタルケアが有効で
「患者さんが調子が良いとおっしゃってます」と
担当医からのお手紙付きで戻ってこられた方もいらっしゃいました。

 

★最近は
整体師さんなどに顎関節症を扱う方もおられますが、
私は歯科衛生士なので口腔内のことも分かります。

噛み合わせなどをみたり、
顎関節症治療のスペシャリストでもある佐藤先生が考案した
カウンターストレインというお口の中からアプローチする手法(痛みを伴わない施術)と 全身のリンパケアで,
咬筋(口を開閉したり物を咬む時に使う筋肉)と、そこから繋がる全身の筋肉もゆるめることでケアしていくことができます。

 

歯科衛生士であり さとう式のセルフケアマスターでもあるので、
歯並びやかみ合わせ、
歯周病や咬筋の状態、
姿勢や全身の痛みなどの総合的な状態から原因や日常生活での注意点を見つけ出し、
それぞれに合ったセルフケアもお伝えすることができます。

 

メンタルもマニュアル通りの悩み相談ではなく、
自分が気付いてない潜在的なストレスまで引き出してくれるボイジャーカードを使い、
その人に必要なメンタルケアで
生き方から楽にしていくカウンセリング
を取り入れ、
総合的に顎関節症にアプローチしていきます。

 

★最近健康法としてどんどん取り上げられている瞑想法や呼吸法、
・恐怖感や痛みを感じる閾値が上がり歯科治療も楽になる
・続けることで全身が楽になり、人生も変わる
そんな
hideminの簡単な呼吸法もお伝えします。

 

歯科大学の学校教育だけで深いところまで学ぶのは難しく、
病院制度自体が 総合的に治療することが難しい縦割り体制。

さらに病院・歯科医院での顎関節症に対しての保険診療は ほぼマニュアル通りの対処療法です。
マウスピース精神薬も症状によってはとても必要な時期があります。
ですが、それと同時に
心と全身にも必要なケアをしていかなければ根本的な解決とはなりません。

 

顎関節症は、顎が痛いとか 口が開かなくて物が食べられない、
というだけの単純なものでははなく、
精神にも全身にも関連するとても深い病気。

あごに自覚症状がなくても、です。

 

歯科衛生士hideminの顎関節ケアは
一切強い力をかけないので ほとんど痛みはともないません。

ゆっくりお話を聞かせていただき 口腔の状況と全身を見て、
施術の気持ちの良さを感じているうちに楽になっていく
リラックスの時間。

歯科や口腔外科での顎関節症治療と並行して受けていただいても
まったく問題ありません。

むしろその方が格段に効果的で早く楽になります。

 

病院やマウスピースと縁が切れることを目標に、
人生自体が楽に楽しくなっていかれるようにお手伝いしていきます。

 

 

 

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